外海 神浦地区散策
~造り酒屋跡と石積群~
神浦川(こうのうらかわ)に浮いている2つの白い物体が気になって足を止めたついでに街歩きしてきましたのでご紹介します。
…ヒントは動物ばい!
今回の街歩きの舞台は、長崎市神浦丸尾町(旧外海町)です。国道202号、長崎サンセットロードの赤い橋(新神浦橋)付近といえばピンと来る方もいらっしゃると思います。
…外海3橋(あか・しろ・あお)のひとつね!
まず目に飛び込んできたのは、神浦川沿いから山手に並んでいる石積群です。この丸尾地区には、温石石(おんじゃくいし)の石積や石塀が多く見られ、昔ながらの風情のある石積の景観を今もなお残しているのです。





…昔の人の技術はスゴか~!
江戸時代では、この温石石を温めて布などで包み懐中に入れてカイロのように使っていたようです。そんな役に立つ温石石を石積などとして使用していたとは、なんか贅沢さを感じてしまいます。(笑)
…冬は暖かい石積やったとかな?
そして、もうひとつの出会いは、造り酒屋跡です。現存していれば、ちょっと一杯ひっかけることも出来たのでしょうが、残念ながら石積や水路などしか残っていませんでした。


…明治末までは酒ば造りよったげな!
当時の石積の「トンネル型水路」や酒米を洗うための「井戸」、米蔵の「基礎石」などは残っているそうですが、現住人とのコンタクトが取れずに見学は断念しました。
…井戸は見たかったばい!
造り酒屋跡の敷地外の山手側に湧き水らしき水汲み場があり、その水の流れは「トンネル型水路」にたどり着きそうでしたので、もしかするとこの水もお酒造りに使われていた可能性があります。
…キレイな水やったけん、酒もうまかごたる!
冒頭の2つの白い物体の正体は、二羽の真っ白な美しい白鳥です。遠くから見るととても美しい鳥なのですが、近づくとクチバシをカチカチ鳴らせながら威嚇してくる野性的な面を見て、これは遠くから見るに限ると認識しました。(笑)


…向こうから近づいてくるけんね!ガッガッガッァ!
そんな、2つの白い物体に誘われて、出会うことが出来た外海の神浦地区にある「造り酒屋跡と石積群」ってイイでした。
‘今日のお昼のラジオは聞いてくださいましたか?
5分から10分へ拡大すると、かなり長い放送だなぁと感じましたよ!
今週の練習量31,260歩
(延べ15,757,899歩) 自重88.0kg
外海の神浦地区にある「造り酒屋跡と石積群」