非核非戦の碑
明日は、原爆投下から77年となる広島原爆の日です。
先日、長崎市内の街歩きをしていたときに、「非核非戦の碑」と出会いましたのでご紹介します。
長崎市筑後町の東本願寺 長崎教務所に、「非核非戦」、「共に生きよ」、「原子爆弾災死者収骨」と書かれた碑があります。
何度も通ったことがある道なのですが、これまで気が付くことなく通り過ぎていました。
こちらの碑文には次のように記載されています。(~は中略)
「ここに1万体とも2万体とも推定されたお骨が収納されています。~昭和20年8月9日、米軍が投下した原子爆弾の直撃を受けて亡くなった身元の分からない方々の遺骨です。
被爆した長崎の爆心地周辺は焼きつくされ、~屍が道路の脇や川底などに夏日晒されて累々と横たわっていました。~こうした惨状を憂えた人たちが、~死人を何とかしようと拾い始めました。
作業は長崎駅あたりから始まって大橋・住吉方面に向かい~川の中に打ち重なったままのしたい、あるいは半分は腐って半分は白骨になった者など途方もない数です。廃材を集めてはできるだけ荼毘にふす、~作業が終わる頃には秋風が吹いていたそうです。
市の収容施設に引き取ってもらうことを計りましたが、~結局教務所に仮安置の場所を設け、26個の木箱に収めて責任をもってお預かりすることになったわけです。
私たち真宗大谷派長崎教区は、~県内外有縁の人々が集まって法要を勤めてきました。
~この半世紀を費やして、私たちが識ることになった一大事があります。それは、ついに原子爆弾という核兵器までも造ってしまった人間の知恵の愚かさです、そして、その知恵の無明の闇が生み出す罪の深さです。 死者たちはこの人間の知恵の愚かさを、哀れみ、悲しんでくださっています、その悲しみの声は実際の耳には聞こえません。しかし心の耳を澄ますとき、戦争にたおれた方々が『非核非戦』と叫んでおられます。~
真宗大谷派長崎教区
この縁起文は、資料が乏しいため、当時を知る方々の聞き取り調査を下に作成したものです。」
やはり、戦争に良いことはありません。今日も、地球のどこかでミサイルが飛んだり、犠牲者が出たりしていると思うと、戦災に倒れた方々と同じように「非核非戦」と叫びたくなります。
明日は、世界で起こっている紛争問題が解決できるように、そして、世界から核兵器が無くなるように祈ろうと思っています。
‘本日22時55分からFM長崎で
「ナカジーとゆーみんのNANかいい!」
第19回目の放送があります。皆さん聞いてね~
今週の練習量102,383歩
(延べ13,700,935歩) 自重90.0kg
長崎新幹線開業まで、あと「49日」ですばい!