長崎電気軌道の跡地
~(第二弾)桜町編~
長崎市には、交通手段のひとつに路面電車(チンチン電車)があります。
先日、第一弾として古町~勝山町にあった軌道跡地をご紹介しましたが、本日は、その続きで桜町付近の跡地をご紹介します。
…まだまだ、続くよ!(笑)
画像の1枚目は、桜町の旧市役所前にある歩道橋の上から道路を撮影したもので、2枚目は歩道橋の下から道路を撮影したものです。


…ん?道路やん!
そう!この道路全体が軌道跡地なのです!前回は、古町から勝山町までの上り坂でしたが、今回は、勝山町から桜町への下り坂というわけです。
この坂道のこう配は、40‰(パーミル)と急こう配であったらしく、電車が運行していた当時は、さすが!「坂の街長崎」と思われていたのではないでしょうか?
ちなみに、40‰とは、水平距離1,000mあたりの高低差が40mの状態を表して、日本の鉄道界では25‰を超えると「特例」扱いになるそうです。
…残っていれば観光資源?(笑)
3枚目の画像の右側には、「桜町」電停が写っていますが、昔の駅名は「小川町」、さらに前は「豊後町」と呼ばれていたそうです。

…どっちも知らんバイ!
小川町、豊後町電停の位置は、現在の「瓊の浦(たまのうら)公園」の一部ですので、その名残がないか念入りに調べましたが、残念ながらそれっぽいモノを見つけることができませんでした。
…駅跡の石碑などがあっても面白そう??
4枚目の画像は、小川町、豊後町の旧電停付近から旧軌道敷きと思われる方向に撮影したものです。見事に建物の間をすり抜けて軌道の線形が何となく見えてきますので、間違いなくココを路面電車が通っていたのだなぁと思いました。

跡地の名残はありません。

…この直線が助走区間かな?
今回の調査では、路面電車の変遷だけではなく、旧町名にも触れることができ、長崎の歴史をまた少し知ることができたと感じました。
長崎電気軌道の跡地って歴史ありイイでした。
…跡地探しはつづくよ(笑)
‘長崎電気軌道HP:https://www.naga-den.com/pages/421/
本日22時55分からFM長崎で第51回目
「ナカジーとゆーみんのNANかいい!」
の放送があります。皆さん聞いてね~
今週の練習量35,067歩
(延べ15,641,835歩) 自重88.0kg