◇古代ロマンを感じる国指定遺跡!泉福寺洞窟◇
こんにちは!水曜日担当のマツイです。
近年パワースポットとしても人気な遺跡巡り。
「遺跡」という響きにはロマンを感じますね。
今回は、佐世保市瀬戸越の国指定遺跡「泉福寺洞窟」に行ってきました。
場所はMR(松浦鉄道)泉福寺駅から徒歩約10分、住宅地の中にひっそりとある小さな遺跡です。
看板が見えたら奥に続く幅2mくらいのレンガ道を徒歩で進みます。
道の突き当りが開けていて、泉福寺洞窟の案内板と休憩用のベンチ、上の方へ進む階段が出現。
2つの階段を登り切ったところで舗装された道が終わり、その後は山道に入ります。
さらに進んだ先に「泉福寺洞窟」がありました。
第一洞~第四洞の4つの洞窟があり、約25,000年前の旧石器時代から縄文時代、弥生時代、平安時代の生活の後が残っていたそうです(案内板より)。
こちらの洞窟は結構長い間人々の暮らしを支えていたんですね
少し小高い位置にあるので近くの景色も見渡せ、日当たりも良さそうです
風に揺れる木漏れ日を見ていると、森の妖精とかが本当に居そうだな、、なんて気がしてきます。
自然豊かな場所にありますが、確かに人の息吹も感じる、古代と現代が重なる不思議な雰囲気でした。
また、ここで出土した1万2千年以上前の土器は、「豆粒文土器」と命名され、国の重要文化財に指定されていることのこと。世界最古級の土器と言われています。
(「豆粒文土器」とは、豆粒状の粘土を貼り付けて装飾した土器のことだそうです。)
この場所で暮らしていた人々は、豆粒文土器に何を入れ、どんな風に使っていたのでしょうか?
地元の歴史や郷土について改めて興味がわいてきました♪
駐車場がなく、なかなか来づらい場所ですが、訪れる際は虫よけをお忘れなくお持ちくださいね〜!
以上、マツイがお送りしました。
次回もよろしくお願いします♫
【泉福寺洞窟】
〒857-0134 長崎県佐世保市瀬戸越1-1571
(松浦鉄道「泉福寺駅」で下車後、徒歩約10分)