♰今富のキリシタン墓碑♰
~禁教時代の破壊を免れた墓碑~
大村市今富町に、典型的な半円柱蓋石型(かまぼこ型)のキリシタン墓碑があります。
1枚目の写真では、墓碑が半円柱でもないしキリシタン墓碑の要素が見当たりません。
…キリシタン墓碑って伏碑が多かよね?
当時、幕府の禁教令により、キリシタン墓地の検索と破壊が行われていました。キリスト教式である伏碑を縦に起こして、本来は底であった部分に仏教の戒名を刻んで、仏式墓碑に見せかけたことで、お墓の破壊を免れたものと考えられています。
…だいかが、機転をきかせたバイ!
今の墓碑の天井部分には、「台付干十字紋」が刻まれているので、典型的なキリシタン墓碑と言えます。
…写真はショボかったけん絵を書きました!(笑)
台付とは、干十字架が刻まれている下の部分の凸型の台座のようなもののことでしょうか?(調査不足です)
干十字(かんじゅうじ)とは、「十」ではなく「干(かん)」と刻まれているため、このように呼ばれています。
…本当は、「干字架(かんじか)」たいね!
今回、調べたところ、正式には、カルワリオ十字紋と呼ぶとのことです。
これまでは、十字架が少しでも十字に見えないように「干」と刻んでいるものと思い込んでいました。
…「干十字架(ほしじゅうじか)」と呼ぶとはどうやろか?
次は、「カルワリオ」という言葉に疑問を抱きますが、今回は深追いしないことにします。(笑)
…頭蓋骨・髑髏の意味らしか!
墓碑の現在の表面には「天正四年(1576年)」と刻まれあるのですが、近年の調査で、上部には「慶長十九年(1614年)」と刻まれていることが分かり、色々な疑問が出てきているようです。
「ぢんこ」は、天正四年に埋葬されて、禁教時代の破壊工作を免れるために、墓碑を縦にして仏教式の戒名を刻んだのが慶長十九年ではないかな?と勝手に想像している、なぞ多き「今富のキリシタン墓碑」って大切でした。
‘長崎県HP:https://www.pref.nagasaki.jp/bunkadb/index.php/view/136
‘本日22時55分からFM長崎で
「ナカジーとゆーみんのNANかいい!」
第21回目の放送があります。皆さん聞いてね~
最近、雨が多いなぁ(´;ω;`)
今週の練習量59,916歩
(延べ13,845,414歩) 自重91.0kg
長崎新幹線開業まで、あと「35日」ですばい!
今日は特急「かもめ」に乗ります。