こんにちは。
木曜日担当の南村 ちえです。
今日の紹介は、7月に平戸に連れて行っていただいた時に寄った、『田平天主堂』です。
久々の長距離運転の為に体調を整えようとしていたのですが、それも無くなり(講習会に行けなくなったので、今度は個人的に参加してきます)、飲んで気分を上げようと思い浮かんだのが、森酒造さんのある平戸。
平戸に連れて行っていただいた時に、最初に立ち寄ったのが、『田平天主堂』です。
キレイな煉瓦造りの教会ですが、屋根が日本家屋のような瓦になっていて(ぢんこさん発見)、これも長崎ならではなのか、何か意味があるのかと受付のお姉さんに聞いてみました。
「特に何かと言うわけではなく、日本の宮大工の棟梁が造られたので、デザイン的なものかと思います。」との事でした。
造られて104年。
来年には耐震工事の予定で、しばらく見学出来なくなるようです。
『田平天主堂』は、1918年に献堂され、2003年「国指定重要文化財」に、また現在、「長崎と天草地方のキリスト教関連歴史文化遺産群(キリスト教文化遺産群)」に登録されています。(案内板より)
設計・施工は、鉄川与助氏で、この方は藩の御用大工の家系で仏教徒ながらも、長崎県内の多くの教会建築に携わられたそうです(Wikipediaなどネット情報より)。
この日は天主堂の中を見ることは出来なかったのですが、周辺はルルドやイグナシオ中田藤吉神父像などなど、他にも興味深い物がたくさんありましたので、ぜひ皆さまも改修に入る前に行かれてみてください。
今日の紹介は、『田平天主堂』でした。